2007/10/17 (Wed) 人はそれをワガママって言うんだよ

生きるのに必要だ。
だから仕方ない。
だから仕方ない。

そちらだけは欠けてはいけません、目から涙が…

対岸の事象も無駄とはいいません、しかし想う時間も札も捧げているでしょう。
今でなくてはダメなのです、明日では…


不毛と仰っていたでしょう？
それでは、捨てるべきですか？
より軽い方を手放すべきですか？

色んなモノを奪われています、いっそ私でなくても構わないくらいに。
だから、何か望むのは今更いけない事かもしれません。
それでも…譲ってはいけないのです、それが私の生き方ですから。

―――

「だこね」も詩的世界に持ち込めば…ダメか。朝と夕方は下手で、ひとりだと尚更不安定みたいで…(>_<)

2007/09/07 (Fri) 昨日たちは死んでいく

遠ざけるのは僕の方なのか。それが残された記憶なのか。


掴めばするりと離れる零の体温…。

…？
違う違う、そうじゃない。


どこを見ているの、私？


…？
私じゃない、僕でしょう？


きっと、きっと。
いつかは息が切れてしまうだろうし、早いか遅いか、それだけの話なんだ。

月に喩えても、花に喩えても、
空虚の匂いに、怯えてしまう。


…違う。
それは、あなたじゃない。
本当の事は見えない。
見える顔だけで充分なんだ。
見えない顔は…そんなものは要らない。


真っ直ぐ、ひたむきに…寄り添いながら、ちょっとだけ後ずさり。


三寸先に怯えるよりは
…熱い位が、ちょうど好い。

それは、そうなんだけど…

2007/07/21 (Sat) こわいこわいこわい

どんなに素敵な姫を得て
どれだけのモノを喪った？

どれだけの時を費やしても、砂のように滑り落ちては取り戻せない
そんな悲しい事象ばかりが君を取り巻く


どれだけ足掻いても、「喪うということ」を失う事は出来ないんだろう

そして「巡り逢わぬ夢」に溺れては、幾度も花を拾い上げる

2007/07/20 (Fri) 最愛の妾…誰かの思い出（もしくは夢）

記憶
それは失われるもの

過去は降り積もり…埋れてゆく欠片
散り逝くもの


留まる事を知らない、無邪気な笑顔たち
その顔（かんばせ）は、時に恐怖を映し出す。


愛に囚われた、愚かな…
凍りついた夢

「寵愛」の夢



永遠などない　故に
人は刹那に囚われる


惹かれ合う二つの時空（とき）に
踊らされてばかり


永遠などない　それなら
怯えるという事はどんなに愚かなことだろう



意識の淵に立って
真実を見据える
薄氷色の瞳


いっそ動けなければいい
縛られていればいい

何も考えなければ
誰にも何物からも自由だ



彼女の闇を私が見ている
私も彼女も、所詮は同じようなモノなのか
物で在る事を望んでいるのか


…救いはどこに在る？

2007/07/15 (Sun) 拡大解釈

ねぇ、知ってる？

今其処にいると言うことは

まだ其処に居ていいってことなんだよ。

たとえ綺麗に咲けなくとも

たとえ醜く散ろうとも

まだ終わりじゃない



いつか終わりがやってくる事も知っている
分かってるんだ

死ぬのは怖い？
そうだよね、怖いよね。

そして、怖い気持ちが勝っている自分にがっかりするんだ。
「何もない、どこにも行けない」、と。

何か、違う人間になりたいんだ。
誰も知らない誰かでもいい。


でもそれは、いつかは終わる。
誰かが見つけ出してくれるのを待つか、自分で見つけ出してあげるか。