2008/07/11 (Fri) 逃げるようにサンザイ

考える事を、止めたって良かった。思考を先に進めないで、引き返したって良かった。
気づきたくなかったし、何も知りたくなんてなかった。



…そんなの、嘘。
全部、自分で決めたくせに。

付き合っても居ないヨソの人間と張り合う為に頑張ってた事が、知らない所で役に立ってたのかもしれない。



こうしなさい、こう在るべきだ。そうしなければお前に価値なんてないんだよ？

どうして何も考えてなかったんだろう。
此所は無人島じゃないのに。



こちとらキッチリ節制してるのにアイツは何も知らず呑気に、って？


自分で決めた約束が、ひとつ守れなくて。
もうひとつ、軽々しくいけない言葉を口にしてしまいそうで。
アウトプットするには、まだまだ熟考が必要で。
昔は、勢いで口にしてたけど、いけない事なんだって分かったんだ。
周りを巻き込むから。
沈められるから。

よく聞く対岸の花の事も。
夢で間違えられてから、アレルギーみたいになって。
まだ、ほんの少しだけ。すぐに慣れる。

オイラは隣の芝生とは違う。
いや…お隣さんだからこそ、そういう話も聞きたくなかったのかもしれない。まさか…とすら今は思ってしまうではないか。


ずっと昔の…あの時落ち込んで居たのかも、きちんと聞いておけば良かった。

してきた事がどうとかよりも、よく知ったつもりでいて知らなかったのが…すごく、すごく。
相手に対しての耐性が、記号的な男として全然見てなかったし。ジャブみたいなのか。

気持ちだって、どうにか出来たら良いのに。


すれ違ってきた花たち。
一体何人にその言葉を口にしたろう？
無関心でなければ、愛も憎しみも同一線上のものだとして。
敢えて云う。

だけど、ホントは憧れとかそういうのも嘯いてるだけかもしれなくて。

苦手と知っていたなら尚更、聞かされたくはなかった。



何を言ってもどう捉えても。
悪く言われても仕方ない。武器だし。
お互いに。

直す試みがことごとく失敗してるからさ。
やっぱり、正しい間違ってる、って次元じゃないんだ。