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僕の描く君と謂う幻想に抱かれて 僕は何も見えない
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2024/05/18 (Sat)                  [PR]
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最近家族の在りかたについて、それが人の性格にどう影響を及ぼすのかが気になったので、大学の図書館でそういった本を探してきました。

 
岸田秀×原田純『親の毒 親の呪縛』
本の内容は両氏の対談なのですが、前半では親の愛情が子にもたらす歪み、後半ではそれらの問題を乗り越える手段の一つとして、自力で己の人生の物語を作り上げる事について書かれていました。

親は親である前に一人の人間であって、「親」っていう役割を押し付けるもの無理があるのかもしれない。もちろん産んで心を育てるという役割はついて回るんだろうけど、それが得意な人とそうじゃない人がいる。自分が幼かった頃よりも、我が子の方が幸せそうに見えると嬉しくない人もいる。

「お母さんの子供の頃にはなぁ」って言いたくなる。幸せになりたい。愛されたいなんて口には出せずに歪む想いが狂気を生み出す。
読みながらそんなことを思い返していました。

私は「条件付きの愛」しか分かりません。親の有難みが頭でしか分からない。物で返すしかわからないから、せめてたくさん家にお土産を買って帰る。
愛…たとえば、それは好意の延長に過ぎないものであり、時に打算的なものでもある。そういったことはみんな、他人から学びました。
 
自分にとっては痛々しい話だったので人様にそんなにオススメはできませんが、周囲の人に対して素直になれない人、親に対して複雑な感情を持っている人は一度目を通してみては…?
読んでみて共感できる所、面白いなと思ったところも沢山あるので。



…たまには文章らしいものを書いてみました;
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無題
まさかと思いつつ補足。
タイトルは「loveless」の清明のセリフを借りてみた。あのくるくる巻き毛に殺生丸ヴォイスがね…くふ。
揚羽 2007/12/08(Sat)17:20:43 編集
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